春が来た

春だね。お花見した?

週末に暖かくなって、あっという間に桜が満開になっちゃった。ママのお花見は今度の週末らしいよ。行きつけのバーの仲間と毎年恒例で行う花見、常任宴会幹事のママは「花がもってくれますように!花がなくなっても決行ですー」なんてメール送ってた。

ま、もともとバーから近く、花見客があまりいないのでトイレ待ちがないという理由で、桜が2、3本しかない公園でやるのだから、花はあった方がいいには決まってるけど、あまり関係ないよね。

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ところで、フィラデルフィアで住んでいたお家の前には、リッテンハウススクエアという素敵な公園があった。日本と違い桜の木はないけど、お花が綺麗に植えられている。暖かくなると嬉しくなって、みんなが外に出て来るのはここでも一緒。春が来ると公園は大賑わい。

こちらの法律では、柵で囲まれていない場所で酒類を飲むことは禁止されているって話したよね。だから、日本のようにブルーシート敷いて宴会なんていう訳にはいかない。じゃ、みんな公園で何しているのかって?日本の公園と同じようにのんびり散歩したり、お弁当を食べたり。良く見かけるのは、ベンチに座ったり、芝に寝転んだりして読書している人。外で読書している人は、公園だけじゃなくてベランダやお庭でもよく見かける。

そして日本の公園ではあまり見かけないけど、こちらでは必ず目にするのが、芝生の上にバスタオルやビーチマットを敷いて、水着姿で日光浴する人達。ちょっとでもお日様が出ると、すぐに水着で日光浴なんて、やっぱり体感温度が違うのかな。

僕は、ママがお外に出してくれないから、ビニールシートじゃなくて、ビニール袋の中で遊んでいるよ。


チョコチップクッキー

みんな大丈夫?
バレンタインにもらったチョコレートを食べ過ぎて、横に成長しちゃったなんてことないよね?

僕?僕はチョコレートは食べないし、家の中を飛び跳ねて充分に運動しているから大丈夫。

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ところで、前回ちょっと話したチョコチップクッキー。ここではお菓子の定番らしいよ。なにしろ種類がある。いろいろなメーカーから発売されているだけじゃなくて、ローファットとか、ノンファットとかバリエーションもたくさん。でも、ローファットだろうが、ノンファットだろうが、日本のものと比べると相当に甘い。あんなに甘くてカロリーは大丈夫なのかなって思っちゃう。


知っていると思うけど、ファットは脂肪のこと。ローファットとか、ノンファットは、「脂肪少なめ」、「脂肪ゼロ」だね。ここでもダイエットへの関心は高い。みんなが気にするのは食べ物に含まれている「ファット」、つまり脂肪分。ローファットや、ノンファットの食品は人気がある。鶏肉は、脂ののったもも肉よりも、脂肪の少ないむね肉の方が好まれて、値段も高い。チキンよりも脂肪が少ないターキーを好む人も多いよ。


でも、ローファットが必ずしも減量に効くとは限らない。いつもの分量でローファットに切り替えれば効果もあるだろうけど、ローファットだからといって、いつもの倍食べちゃう人は多いみたい。ママの知り合いの旦那様も、お腹周りが気になり始めたので、大好きなチョコチップクッキーは半分で我慢していたのに、ローファットのクッキーにしたら一袋食べちゃったらしい。


しかも、こちらのお菓子は日本みたいな個別包装なんてないから、袋あけるとそのままぎっしりクッキーが入っている。日本だったら、個別包装されたクッキーが、更にプラスチックトレーで仕切られたりして、結局10枚ぐらいしか入っていないようなところに、40枚ぐらい詰まっている。いくらローファットだって、そんなに食べちゃだめだよね。そう言えば、ママがいた頃は、あれだけ脂肪分を気にする人達が、カロリー摂取量はほとんど話題にしていなかったよ。


僕はいつだって余計には食べないから、減量なんて関係ないよ。チョコレートが食べられると大変だね。

チョコレート

もうすぐチョコレートの日だね。
ママも、一足早くお友だちから可愛いキャンディもらったって喜んでたよ。

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日本でキャンディっていうと飴だけど、アメリカでは、こういうチョコレートのことをキャンディって呼ぶよ。

バレンタインデーって、女性から男性にチョコレートを贈る日として、すっかり定着しちゃったけど、みんな知ってるよね。これは日本だけの風習。アメリカでは女性から男性とは限らない。

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そして一方的にあげるのではなく、恋人同士、親しい友人同士、親子間などで、愛情の印としてプレゼントを贈りあう。プレゼントはチョコレートとは限らないし、お互いに贈り合うのでお返しのホワイトデーはないよ。

チョコレートと言えば、ここでもみんな大好き。チョコチップクッキーはお菓子の定番みたいなものだし、ゴダイバ(日本ではゴディバだよね)とか、キットカットとか、スニッカーズとか、キスチョコとかいろいろある。

僕の住んでいたペンシルバニア州には、チョコレートの街まであったよ。ハーシーという街で、その名のとおりハーシーズチョコレートの本拠地。この街には、チョコレートのテーマパークハーシーパークもある。

ママも、昔、ハーシーを訪れて、パークにも行ったことがあるらしいけど、巨大なハーシーチョコの前で写真撮ったことしか覚えていないって。もしもビールパークだったら、絶対に詳しく覚えてるはず。やっぱり、甘いものにはあまり興味がないんだね。

ところで、あのお友達にもらったキャンディ、甘いものに興味がないくせに、猫にチョコレートは毒だからって、ママが独り占めして食べちゃった。僕たちが男の子なのにね。毒だったら、別のものくれればいいのに、まだ何も貰ってない。ケチンボだね。

スーパーボウル

今日はスーパーボウル・マンデー!
アメフト大好きなママにとって一年に一度の大イベントの日。

フィラデルフィアでは、日曜日の夕方6時30分のキックオフなんだけど、東京だと月曜日の朝。ママは日本に帰って来てからも、月曜日は休暇と決め込んで、毎年ビール飲みながら生中継を見てるよ。

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日本ではまだまだ馴染みが薄いけど、アメフトはアメリカではとっても人気のスポーツ。ちなみに、ヨーロッパで「フットボール」って言うとサッカーのことだけど、ここではもちろんアメフト。

シーズンは9月に始まり、レギュラーシーズンは17週間。試合は1週間に1回だけ、 それでも怪我人続出だから、シーズン最初から最後まで同じメンバーでプレーできるチームなんてないよ。

週に1回の試合のほとんどは、日曜日に行われる。フィラデルフィアの時間でいうと、東海岸側の試合が午後1時、西海岸側の試合が午後4時過ぎに一斉に開始。ナイトゲームは場所に関係なく1カードだけ、午後8時半頃から開始する。

フィラデルフィアではビデオを持っていなかったママ、アメフトシーズン中の日曜日は忙しい。全ての家事を午後1時までに終わらせて、テレビの前に座る。2局で別々のカードを放送していると、コマーシャルになるたびにチャンネルを切り替えて、2試合一緒に見る。

1試合は大体3時間。ナイトゲームまで3試合をノンストップで見て、更にスポーツニュースで、放送されなかったカードの勝敗をチェックすると既にベッドタイム。シーズン中の日曜日は、ママと同じようにテレビに釘付けになる殿方が多いらしく、「フットボール未亡人」という言葉まであるよ。それで、ママはアメリカ人のお客さんに「君は夫になれる!」という名誉?なコメントまでもらったよ。

僕は茶色のボールよりも、壁際でブラブラするストリングをキャッチする方が好きだけどね。だから、ここで待ってるんだよ。

湿疹

健康保険制度って国によっていろいろ。日本は国民皆保険だけど、ここには国民健康保険なんてない。健康保険をくれるのは民間の保険会社、大違いだよね。

僕はあまり詳しくないけど、ここでは医療費がかなり高いみたい。そのためか普通の薬局で、日本だと処方箋がないと買えない強い薬も売ってるらしいよ。僕のワクチンや去勢手術の費用はたいして変わらなかったみたいだけど、それはどこでも保険に入ってなかったからかな。

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そんな事情だから、大学に入学する時は大学の健康保険に入るのが一般的らしい。入学の手続きと一緒に保険を申し込むと、在学中はいくらでも大学の医務室にかかれる。ママも大学の保険に入った。処方された薬は自分で買わなきゃいけないけどね。

最初の学期が終わった頃かな、ママたち日本人留学生の間で湿疹が流行ったの。寒冷蕁麻疹みたいなのだけど、ずーっと痒みが止まらない。ママも腕が痒くなっちゃってたまらない。そこで大学の医務室に行ってみた。ママが通っていたペンシルバニア大学は学生数2万人の大きな学校。医務室もちょっとした病院みたい。内科医や精神分析医がそれぞれ数名、交代で常駐していたよ。

内科医の診察を受けたママ、症状の説明にはなんとか成功。処方された薬を飲んだら、だるくなって来たけど、痒み止めって眠くなることがあるのかなとそのまま寝ちゃった。ところが、処方された通りに2、3回続けて服用したら、頭がフラフラになって起き上がれない。授業にも行けないくらい。アメリカの薬は、身体のちっちゃい日本人には効きすぎるって聞いたことがあったけど、それかなと思って医務室を再度訪問。やっぱり、薬が強すぎたみたい。弱い薬に換えてもらったら、ちゃんと起きていられて、湿疹も治ったよ。

普通の薬局で強い薬を売ってるって、もしかして強くないと、ここの人達には全然に効かないから?いずれにしても、違うのは制度だけじゃないから、いろいろ注意が必要ってことだね。

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